目次
目指す結果は本当に出すべき価値があるのか?
よくこのセリフ、耳にしませんか?
「結果を出さなければ意味がない」
このセリフ、「ほぼ」間違ってはいません。
なぜ、「ほぼ」かと言うと
「意味がない」は間違いだからです。
それはなぜか?
その結果って
人が勝手に評価しているものであり、あなたという人間の全てを否定するものではないからです!
ここでは、目指すべき「大事な結果」について教えます。
- 会社で結果についてツライ思いをしている人
- 人生で自分が考えてる結果が出てない人
- 結果が全て!と思考停止になって行ってる人
など、結果に振り回されてるかも…と思う人は見ていてください。
あなたが目指すべきは結果だけではない!!
いきなり結果だけを目指す姿勢をここでは否定します。
- んじゃあ会社のノルマ出せなくてもいいの?
- 結婚できなくてもいいの?
- 貧しくて苦しくてもいいの?
なんて様々な文句が聞こえてきそうですが
それでもいいんです♪
ただ、カン違いしてもらっては困るのが
自暴自棄になり、どうでもいいと人生を投げ捨てろ…というわけではありません!
大事なのは
「結果だけ」を見る人生が逆に自分を苦しめるだけということなのです。
ですが、世の中は結果を求めてきます。
しかも、結果が出ない場合は「努力が足りない」と原因をしっかり決めつけてきます。
努力が足りないは本当に「努力」が足りないのか?
努力って必要ですか?と言われたら、答えは
はい
と私も言います。
ですが
全て努力で何とかなりますか?
と言われたら
私は、いえ、世の中のいわゆる「できる人」は「いいえ」
と言います。
理由はシンプルです。
努力は必要だが万能薬ではない
ということです。
ですが、世の中ではまだまだ
努力を万能薬とし
尊いではなく神々しいものとして
努力を絶対的な信仰心であがめて信じる人
が存在します。
自分に対してならいいのですが、押し付けてくる人がいますからね…。
努力の効果は?
答えを先言います。
努力の効果は何を目的にするかで効果があるかないかが決まります。
ポイントは「何を目的にするか?」です。
では、やってはいけない「努力をする目的」を知っておくことで努力を無意味、もしくはマイナスにすることを避けられます。
では、ここでは3つ紹介しましょう
1.努力自体が目的になる
努力は目的に近づくための手段の「1つ」です。その努力が目的になるということは
努力していることが結果を出していることとなり、間違った方向に努力をしててもOKとなってしまうのです。
例えば筋トレをして5キロやせるとして、行程である筋トレが目的になるのならば、腕立て1回するだけで目的は達成となります。
そんなの1秒で叶うことなんです。
それ、意味ありますか?目的にするまでもありませんよね…
2.目的から離れていく努力をする
自分では努力しているつもりでも、目的から遠ざかる努力をしている場合があります。
例えばブログを稼ぐために100記事書けと言われたら何も考えず100記事書いて稼げないと言う。
これだと100記事作る時間を無駄に消費してるだけでブログがイヤになる、稼げないというマイナスイメージになるのです。
これではブログで稼ぐとは逆行しています。
ブログは100記事書くことが目的ではなく、100記事の中でブログを学んでいき、稼げるようにレベルアップさせていくように100記事書いていかないと最終的に目的から離れていくことになります。
ブログでイメージがつかみにくいなら、こう考えてみてください。
RPGゲームで魔王を倒す目的のはずが、いつの間にかケーキ職人になっていた…では本来の目的を達成できず結果は出せませんよね?
3.与えられたことに応えることを目的に努力をする
最悪の努力する理由です。
確かに与えられたことを達成すると結果は出せますが、それが本当にあなたのためになることかどうかは別です。
最悪のパターンは
相手が自分の利益のために目的を与え、結果を出させようとするために努力させること
です。
分かりやすい例はブラック企業です。
会社のための目的を設定され、努力をさせられ、結果が出ないと努力が足りないと言われ意地でも結果を出させようとする。
その積み上げが何か残ればいいですが、大半は与えられたことに応えさせられるよに洗脳され、本当に必要なものを見失いことがあります。
このことについては次の「与えられたことに応える結果がもたらす3つの悲劇」で、なぜ、与えられたことに応えることを目的にしてはダメなのかを解説していきます。
与えられたことに応える結果がもたらす3つの悲劇
与えられたことに応えるということは相手に利用されてる場合があります。
利用され続けた場合、結果を出そうとすれば
- 自分で目標が見つけられなくなる
- 人から評価されないとダメになる
- 失敗したとき「敗者」にされる
という3つの悲劇があなたを襲います。
それぞれ解説していきます。
自分で目標が見つけられなくなる
結果は自分が求めるものであるのならいいのですが、他人から与えられすぎると「誰かが目標をくれる」と言うことが普通となり、いざ一人で何かをするときに目標が見つけられなくなることがあります。
バカげてる!と笑う人もいますが、実際サラリーマンをやっている人の多くは「会社が言うから」で行動します。
ちゃんとその中でも自分なりの目標を持っていればいいのですが、そうでないなら、リストラなどで会社から放り出されると何もできなくなります。
人から評価されないとダメになる
人間は人からの評価だけで行動するようになると自分の考えを持てなくなります。
それは常に「人の目」や「人の評価」が気になり、自分がやりたいことができなくなる場合があります。
確かに人間は比べるものがあって自分の価値を知る生き物です。
ただ、比べてばかりだと自分が無くなってきます。
- ○○さんより仕事ができない
- ○○くんの方がお金持ちだ
- ○○より着てるブランドが下だ
など、自分が何をしたいのか?自分はどうしてその結果を求めているのか?が分からなくなり、人によって自分の人生が自分の人生ではないように感じ、何を求めて生きていくか分からなくなってしまいます。
失敗したとき「敗者」にされる
戦いならば勝者がいれば敗者がいます。
ですが、目標が達成できなかった者は本当に敗者なのでしょうか?
答えは敗者ではありません!
ですが、与えられた目的にとらわれていると、自ら敗者に堕ちていってしまいます。
つまり、自爆していく…そのことに気がつかなくなるのです。
自爆して、そのままにしておくと次でも敗者となったことが心の傷となり、本来あなたが持つ能力をちゃんと出せなくなってしまいます!
では、どうすれば「結果の呪い」から逃れられるのか?
結果は必ずついてくるものです。
ゆえに、避けたり逃げたりするのではなく、対策を取ることで
「結果という呪い」が「結果という成長の種」
と生まれ変わるのです!
結果には二つある
ではどうすれば「成長の種となる結果」となるのでしょうか?
成長の種にするためには、結果というものが大きく分けて二つあり、その二つの結果について理解することによって、成長の種にすることができます。
では二種類の結果を見ていきましょう。
他者が求め、認める結果
これは会社のノルマと言えば分かりやすいかもしれません。
- この商品を月1000個売れと言われる
- 週3件の契約を目標にされる
- このネジを今週中に10000個作らなくてはならない
どれも
「自分が決めた目標」ではなく、会社がやるように言って「結果を求めてくる」ことです。
つまり、その結果はあなたにとって成長となっているか?よりも、会社の売上が達成できるか?ということにフォーカスされているので、あなたの成長は会社の利益よりも優先順位が低くなります。
これでは結果が出せないと「敗者」扱いされる可能性が高くなってしまいます。
敗者とならないためには?
対策はシンプルです。
やっていることの範囲内で自分の成長できるような手段を取る
ということです。
例えば
- ノルマクリアのための道筋をいくつも考え試す
- 誰のためになってるのか?を見極める(同じ労力なら、自分を引き上げてくれる人のためにする)
- ノルマを最低限こなし、時間を上手く作り学ぶ時間を作る
など、機械的にノルマをこなすだけではなく、自分のプラス(成長)につながることをやっていくように少しでもするだけで、あなたの未来は大きく変わっていきます。
ほんのわずか角度を変えただけでも、ずっと進めば違う場所に着くのと同じなのです。
自らが決める「成長をともなう」結果
いきなり会社を辞めて自由になって成長を目指す!
…なんてできる人は少ないですよね。
ですから最初は
- 今与えられた仕事のレベルを上げる方法を考える
- 見つけたら、まず、自分なりに考えてやってみる
- 分からない部分は先輩や同僚に聞く
- とりあえずでもまずは良い結果を出してみる
この1~4をやっていくと、基礎の
自分で課題を見つけ、成長するということがトレーニングできます。
ですが、そんな職場や環境ばかりではないのも現実です。
今の環境を変えられないのはなぜ?
環境のせいばかりにしても始まりませんし、かといって仕事を辞めて今より良くなる可能性も分からない。
多くの人が抱える悩みです。
ただ、あなたは一つ見落としてます。
今の環境を脱出できないのは、自分が脱出できるだけのレベルにいないから
という自責の思考を見失ってます。
ならどうすべきか?
答えはシンプル。
今の環境で脱出できるまで、レベルを上げればいいんです!
今の環境でレベルを上げるには?
あなたは24時間働いてますか?
答えは「NO」ですよね?(もしそのレベルならまず、労基に駆け込むか、即転職しなくてはならないですね…)
ではまず、あなたが何にどのくらい時間をかけてるか?をちゃんと数字にして書いてみましょう。
例えば24時間の内、おおよそ使ってる時間を書き出すと
- 睡眠5時間半
- 朝食、出勤準備30分
- 出勤1時間(電車)
- 勤務時間9~12時間
- 帰宅1時間
- 風呂15分
- 晩飯1時間
人によって様々でしょうが、この例のトータルは多くて21時間15分です。
つまり、2時間45分は何をしてるか分からない時間と言えます。
実はここがレベルアップに使える時間なのです!
さらに、通勤、帰宅時は
- 車、電車、徒歩どれでもオーディブルが使える
- 電車なら本、kindleなどが読める
- 物事を考える時間に使える
時間は一つのことしかできない時間と何かをしながら使える時間があるので上手く使いましょう!
そして
自分の見聞を広め、自分は何のために今何を目指しているか?を明確にして、目指すもののために学ぶ時間としていけば「結果が全て」の生き方から開放される道を見つけられる可能性を上げます!
耳で学習するならオーディブルで!1月27日から聞き放題に!!
読んで学びたい方はkindle unlimitedを利用するとコスパがいいですよ!!
あなたは与えられたことに応える結果の呪いの外にあるものを知ることで、人生が変わる
結果は確かに大事ですが
人から与えられた課題をこなすだけの結果製造機になってはいけません。
あなたはあなたの人生を生きています。
ゆえに、本当に求める結果は
あなたの目指すもの、目指す場所に行く途中で出会う結果
なのです。
結果はどんな行動の後にもついてきます。選んでも選ばなくても、やってもやらなくても出るものです。
ですが、結果はそこで終わるものになるかはあなた次第なのです。
どんな結果でも人生に影響が出る
例えるなら
RPGで言えばクリアするのも結果ですし、クリアせず途中でやめるのも結果です。
ゲームは簡単に終わりを迎えますが、人生は途中の結果が時に大きく人生を変えることもありますし、その場では気が付かない小さな結果が後に影響を出すこともあります。
それだけ、結果には多くの意味を持つことがあります。
そんな結果を他人にゆだねて生きる危険性は何となく分かってきたのではないのでしょうか?
あなたは自分が出した結果からは逃げられません
ですが
未来で出す結果が今までの結果の意味を変えることもあります。
良くも悪くも
例えば
- 短期的にお金持ちになれたが、調子に乗って人を馬鹿にしてたら裏切られて人生をダメにした
- リストラされて、バイトで働いてみた会社が実は自分の特技に合う仕事だった
- その場しのぎを繰り返してバカにされてたのに、その場をしのぐレベルが上がり、人生を上手く生きれるようになった
など、結果は上書きできるものなのです。
そう、一つの結果にとらわれるのってバカげているように思いませんか?
あなたが会社で評価されなくても、別の場所で結果が出せるならそれでいいのです。
結果は行動すればついてくるように、場所も特定の決まった場所でしか出ないものではありません。
結果という呪いの正体とは!?
結論から言うと
自分が認めた基準
と言えます。
ある人は1日10分のウォーキングを週3回でも継続した!と言う結果に満足する人もいますし、週7日30分ウォーキングしても、まだまだ!やった結果に合格点を出さない人もいます。
外から課せられた結果に対しても
自分は会社のノルマ達成したんで今月はいい結果を出せた♪と思う人もいれば、社内で1位にならないとノルマクリアしても結果として出てない!という人もいます。
さらに、ノルマを達成してなくとも「先月よりいいから良い結果だった♪」と考える人もいるわけです。
ゆえに結果に対する考えは人それぞれなので
- 自分の実力に対して出せそうな結果なのか?
- 結果を求めたがゆえに自分をつぶすことにならないか?
- その結果は本当に自分が求めているのもか?(洗脳されてないか?)
のポイントを確認しつつ行動していけば、結果はついてきます。
結果は振り回されるものではなく、ついてこさせるもの
結果の呪いに苦しんで、せっかく楽しい人生の時間を苦痛な時間にしないためにも、結果に振り回されない人生を送れるようになりましょう。
何より、出てしまった結果は変わりませんが、未来はその結果を踏み台にして作ることができますからね♪