目次
例え話は上手く使えば説明のワンランクアップ!
「えっと…その…これは…」
じぶんが伝えたいことをどう伝えればいいのか?
困ることはありませんか?
友達に自分の興奮を伝えた…
会社の上司に自分の状況を伝えたい…
自分の感覚をSNSで伝えたい…
ですが、なかなか自分の思うように伝わりません。
理由は
自分の感覚と
受け取る側の感覚が
違うゆえに
起きることです
ではどのようにすれば感覚の差が埋められるのでしょうか?
それは
お互いの共通するものを
利用すればいいのです
それが一番簡単にできるのが
例え話
なのです。
その例え話が上手く活用できれば、自分の思う事を伝えれると、相手の同意を得られやすくなったり、適切な意見をもらいやすくなったりします。
例え話を学んで、自分の思いを上手く伝えれるようになってみたいと思いませんか?
例え話を鍛えるメリットとは?
では、例え話をできるようにするメリットとは何なのでしょうか?
それは
・相手にイメージを伝えやすい
・話が印象に残りやすい
・説明に興味を持ってもらいやすくなる
というメリットがあります。
どうですか?
ちょっと覚えておくだけでワンランク上のトークスキルが身に付きます。
プレゼン、説得、恋愛…使いこなせればあなたの人生を大きく変えていくだけの可能性を秘めているスキル、学んでいきませんか?
例え話は共通の感覚を使い、想像させやすいので相手にイメージさせやすい
どうすれば上手な例え話ができるようになるのでしょうか?
まずは相手のことを知ってる場合です。
ステップ1 共通するものを例えに選ぶ
友達同士なら
「まるで鈴木のように熱いやつ」
とか
「佐藤のように男勝り」
などのように、共通で分かるものを例として使えば相手の頭にも自分と近いイメージが浮かびやすくなります。
ただ、鈴木君や佐藤さんのことを知らなければこの例えは意味が分からないでしょう。
ですが、
共通する認識を利用し相手に自分の感覚を伝える方法としては問題ありません。
ステップ2 世の中で認知されてるものを使う
世の中で有名なもの、人を利用することで、親しくない相手に自分の捉えている感覚を伝えることができます。
例えば
「ミス・ユニバースの出れそなくらい美人に会った」
とか
「江頭2:50のように落ち着きがないおじさんだった」
とか言われると頭の中で相手のイメージはしやすくなります。
ですが、世の中全員がミス・ユニバースに出る人の容姿レベルを知ってるわけでも、江頭2:50を知ってるわけでもありません。
例え話をしてあまり親しくない相手に説明するときは、説明する相手の情報を少しでも集めておくことで、相手に伝わる例え話ができます。
少し高度な例え話をしてみよう
先ほどの例え話は簡単なことや仕事ではないときに使える例え話でした
では、今度は実践的で役立つ例え話を見ていきましょう。
ステップ1 イメージするものがあらかじめ持つイメージに気を配る
こういうケースを想像して見てください
あなたは会社で新商品のプレゼンで、自分の新商品アイデアのを説明しなくてはなりません。
ここでその一部分を見てみましょう
A:「この新商品は、高級なフルコースで満腹になった後でも食べれるくらいのおいしさです」
B:「この新商品は、飢えた肉食獣のように奪い合っても食べたいくらいのおいしさです」
このA、Bを比べると、一般的にはどちらの説明が良いイメージを与えられるでしょうか?
この場合、口調やプレゼン相手の気分や好みを考えないとしたら、AよりBはいい印象を与えないでしょう。
肉食獣、奪い合うなど商品の価値を最初っから安くするイメージや、奪い合うというネガティブなイメージを相手に与えると良いイメージが想像しにくくなるのです。
例え話で大切なのは
相手が
例え話から
どんな想像するか?
がポイントです
ですから、いいイメージを与えたいならポジティブなイメージを思い浮かべれるような例え話を、相手に悪いイメージを与えたいなネガティブなイメージを思い浮かべれるように言葉を選びましょう。
これができれば、相手のイメージを少しですがコントロールすることも可能です。
ステップ2 イメージの次にインパクト
良いイメージを与えても平凡では印象に残りません。
ではどのような例え話だとインパクトがあると言えるのでしょうか?
答えは
意外性と上手いミスマッチ
です。
きっと「?」と言った感じでしょうから説明をしていきます。
意外性は対極の位置にある
先ほどの新商品の紹介を例にとって考えると食べるものですので
「この新商品を食べたら他はスポンジを食べてるみたいで食べられなくなる」
「この新商品は高くて買うために三食抜かないと食べれない」
など
食べると対極にある食べられなくなる、売りたいのに高くて売れないと相反する言葉でインパクトを与えることができます。
そう聞くと逆に興味をそそられてしまうことがあります。
ですが、
ミスマッチに感じられてしまうと逆効果を生むので使い方は要注意です!
ミスマッチに感じられたら逆効果
先ほどの新商品の例えも人によってはミスマッチに感じる人もいます。
当然の事ですが、ミスマッチに感じてしまえばどんな例え話も無意味になります。
むしろ、違和感だけが残り、話がおかしいとか、意図を理解して無いのでは?と感じる場合もあります。
そうなると、例え話を持ち出すよりも、普通に説明した方が理解されたりします。
ただ、ミスマッチに感じるかどうかは相手次第となります。
話す相手のことを理解することにより、例え話のミスマッチも効果があったりします。
恋愛にたとえ話、使ってみませんか?
実は例え話が有効です。男性から女性、女性から男性、それぞれを解説していきます。
例えばどう話せば?男性→女性の場合
男性→女性ならば
雰囲気やイメージを優先する女性に対しては例え話は雰囲気やイメージを持たせることができ、好感を持たれやすくなります。
先に注意点として相手の性格、好みを全く無視して使っても無意味です。あくまで例え話はアシスト効果があるだけなので、例え話単品で上手くいくという発想は間違いなので気を付けてください。
イメージしやすい例えとして
・カワイイ→○○(相手が好感を持ち、意識している有名人)みたいにカワイイね
比較なんかを使えばイメージをしやすくなります。
・楽しい→今日は○○(相手が知っている楽しいこと)なんかより数倍楽しい
など
プラスのイメージが加わるような例え話をしていき、積み上げることで自分のイメージを植え付けることも可能です。
例えばどう話せば?女性→男性の場合
女性→男性ならば
論理的に考えることを優先とする男性の場合は理論的に考える材料として例えられたもので判断をしやすくなるので、わかりやすい話をしてくれるという印象を与えられます。
理論的なイメージを与えるためには理論や数式、具体的な職業や著名人をイメージさせる言葉は有効です。
・仕事上手くいってるね→仕事が指数関数的に上手くいってるね
少し固さを抜いて柔らかくして言うなら
デート、面白かったね→このデート、コンシェルジュが考えたみたいに面白かったね♪
男性は少し大げさでも実は内心喜んでいたりする場合が結構あります。
例え話は万能ではないことも理解しておこう~例え話のデメリットとは?~
何だか例え話は万能のように見えるでしょうが、当然デメリットはあります。
では、デメリットを見ていきましょう。
相手が例えたもを同じ感覚でとらえているのか?
見る人によって
ものの見方が違う
当たり前のことですが忘れがちなことです。
例えば、昨今有名になった鬼滅の刃の主人公、竃炭次郎(かまどたんじろう)を例えに使うとしても、人によって感じ方が違います。
竃炭次郎のように生きていますね♪
と言われても
人によっては
・カッコイイ、カワイイ、真面目…
などプラスのイメージを持ちます。
ですが
人によっては
・無鉄砲、シスコン、おせっかい…
など、マイナスなイメージを持つのです。
安易な
自分のイメージ=人のイメージ
をすると
例え話は無意味どころか
話が下手なイメージを
持たれてしまいます
イメージのズレに対しての対策は?
実はシンプルで
いきなり使わないことです!
相手との会話、身に着けてるもの、周囲の環境などの情報収集をしてから使うと的外れを避けることができます。
場の空気によっては使えない
当然ですが、使えない状況もあります。使えないとは言い切れませんが、難易度はかなり高いと言えます。
説教されているときや
場の空気が
沈みすぎてるときは
例え話が逆効果
となることがあります
例え話も普通の言葉と同じく、その場に合ったものでなければ効果はありません。
むしろ、そのような状況では効果的な言葉でなければ逆にふざけてるように聞こえてしまうのです。
みんなが会社のプロジェクトで失敗したときに
「まあ、おみくじだって外れることがありますよ…」
なんてことを言ったら当然シラケる、もしくは反感を買います。
場の空気の対策は?
二つあります。
一つは使わないということです。
ここまで説明しておいてそれ?と思った方もいるかもしれませんが、何でもかんでも使えばいいものではありません。
使わないのも大事な手段です。
もう一つは
普段からのキャラ刷り込みです
バカげてますが、絶大な効果があります。
いませんか?キャラで許されてる人。
それだけ普段からのイメージを刷り込んでおけば、多少はキャラで許されるようになるのです。
ただ、慣れてない人には効果が無いので気を付けましょう。
まとめとして~例え話は話術の一つ~
例え話は相手に伝える手段の一つです。
頼りすぎると
逆に話が
伝わりにくくなります
相手の価値観を知り、相手がイメージをしやすいもので例えたときはこれほど伝わることはありません!
それだけ
人に自分の考えを伝えるというのは簡単ではないのです。
ですが、例え話という一つの方法を知っておき、練習していけば、自然とタイミングも分かってきます。
まずは、「知る」という一歩を踏み出したことで話術の幅も広がります。
失敗を恐れず
例え話を使ってみましょう