目次
ねだるな、勝ち取れ!レントンは今あなたに必要なことを教えてくれる
アニメ、エウレカセブンに出てくる主人公、レントン・サーストン。
毎日に退屈していた14歳の少年が今の不安定な世界に必要なことを私たちに教えてくれます。
ねだるな!勝ち取れ!さすれば与えられん!
エウレカセブンのストーリーを解説
レントン・サーストンから学ぶために、知らない人もいるかもしれないので、エウレカセブンのストーリーを大まかに説明しますね。
レントンは14歳の少年。
亡くなった父親は世界を救った英雄、育ててくれた祖父は名のしれたメカニック。
口うるさい祖父や父親の威光に反抗するかのように平和なベルフォレストで憧れのリフボーダーのホランドのように上手くなりたいと日々練習をしていた。
だが、そんなある日、なんの前ぶれもなく、祖父の工場にニルヴァーシュというLFOが墜落してくる。
そのニルヴァーシュのパイロット、エウレカという女の子にレントンは一目惚れ。
しかし、そんな異常な登場をするだけあって、ニルヴァーシュとエウレカは追手である軍が現れそこから逃げ出す。
そんな時、レントンの祖父からアミダドライブを渡され、ニルヴァーシュに届けるように言われる
エウレカとニルヴァーシュが追手と戦闘の中、レントンはリフボードに乗り、アミダドライブをエウレカとニルヴァーシュの元に行く…
そして、全ての物語がここから始まる!
初期設定はこんな感じです♪
親の威光に振り回されるレントン
子供の頃は親の力は絶大であり、その上、英雄を父親に持つと何かと比較されます。
もっとキビシイのはレントンという一人の人間ではなく「英雄、アドロック・サーストンの息子」と世の中の人は見てしまいます。
そんな父親の威光をどこかわずらわしく感じながら生きてきたレントン。
外から見れば、英雄の息子とはうらやましい!と見えるかもしれませんが、レントンは自分という存在にすらどこか自信が持てていませんでした。
経験しなくてはわからない!その人はホントにうらやましいのか?
誰しも表面の情報を自分なりの想像でキレイに修正して、相手を美化します。
ですが、仮に何かマイナス情報が出ると
「やっぱりいいとこばかり見せてたのか!」
とか
「やっぱり裏があると思ってた」
なんてことをあっさりと言い、てのひら返しをします。
相手をうらやんで、自分もそうなりたい!とエネルギーにするのはプラス効果なのでいいのです。
しかし
うらやむだけうらやんで、相手を勝手に自分都合で補正した姿を見ると、自分にマイナス効果が出てきます。
何がマイナスかというと
上を目指す人、高いところにいくといいことがない!と勝手な思い込みを自分で植え付け、自らの芽を自ら摘み取ることになるのです!
まず踏み出すことが大事!レントンが起こした行動
祖父のアクセル・サーストンにニルヴァーシュにアミダドライブを届けるように言われたらレントン。
ただ、エウレカに一目惚れしただけで、もう一度会いたいだけで、戦闘が行われてるところへ向かいます。
リフボードに乗る時、念仏のように
ねだるな!勝ち取れ!さすれば与えられん!
と連呼しながらエウレカの元へとリフを操りながら、高難易度なリフボードの技、カットバックドロップターンを決め、エウレカのところへたどり着けたのです!
踏み込んだ者にしか、新たな道は開かれない!
アニメだからだろ?
少年の無謀な行動だろ?
なんてネガティブにとらえることしかできない人は要注意です!
確かにアニメは無謀の先に救済があることがほとんどです。
ですが、現実は違う!と言う人に質問です。
新たな道に踏み出した人は全滅してますか?
少なくとも、新たな道に踏み出した人に全く成功やなんとかなるレベルでやっていける状態が無ければ、この世の人口はかなり少ないか、無職の浮浪者だらけです。
つまり、新たな道へ踏み込んだ人の中でも成功、何とかなっている人はいるのです!
みんな
大きな成功だけを見て
ヒドい失敗ばかりを見る
人間は知ろうとしなければ、周りから与えられた情報を基準にして、一部の人に都合良いイメージを植え付けられます。
つまり
悩むくらいなら、踏み込んでみればいい!
もし不安なら、小さく踏み込んでみればいい!
ということです。
頭の中だけで考えて、予測が全て正解なら、その人は神様だと思いませんか?
思い通りに行かない時、レントンのようにに逃げても大丈夫!
好きになったエウレカと一緒にいられる、しかもあこがれの月光号に乗り、ゲッコーステイトと共に生活…
全て最高のハズでしたが
エウレカとは上手く行かず
ゲッコーステイトの中に自分の居場所を見つけられず
挙句の果てにホランドと理不尽なぶつかり合い
レントンは月光号から家出をしてしまいます。
レントンは理想と現実のギャップ、自分の無価値さに絶望して月光号から逃げ出したのです。
逃げる、離れるは「悪」ではない
日本人は忍耐強い!とよく言われます。
それは昔の高度成長期などの
・頑張って働けば報われる
・厳しいことに耐えた人は素晴らしい
などの思想の延長でしかありません。
確かに
ちょっとシンドイ、面倒で逃げるのは、よほど後々成果を出せる道を見つけなければ、落ちていきます。
ですが、レントンのように本気で逃げ出すのなら、話が別です。
もし、そこを本気で逃げたいと思うなら、かなり追い詰められた状態と言えます。
これを放置すると
逃げる気力も無くなり、死んだ心で仕事をしていくようになります。
そんな状態でその場にいても何も解決しない可能性はかなり高いです。
そんなとき
思い切って逃げ出すのも悪いことではありません。
なぜなら
あなたは
そこから逃げているように
見えるのは
その場に留まっている
人からの目線であり
実は
逃げているように見えて
前に進んでることも
あるからです
まず、本気でヤバイと感じたら、本気で逃げることを気力のあるうちに考えていきましょう!
パラダイスから自らの意志で決別したレントン
家出をしたレントンはキレイな女性レイと少しアメリカンダンディなチャールズに出会います。
二人は夫婦でフリーの傭兵でLFOに乗り依頼を受けながら生活してました。
しかし、この二人は
元、エウレカやホランドと同じ塔州連合の軍だったのです。
レイはセブンスウェル現象…エウレカとニルヴァーシュのせいで子供を作れない体になってしまっており、エウレカをヒドく憎んでました。
レイとチャールズは出会ったレントンに深い事情は聞かず、二人の家である飛行船へ迎え入れ、共に生活するようになります。
レントンはかつて味わったことのない家族のぬくもりにテレながら、でも幸せを感じていきます。
さらに、レントンをレイとチャールズは養子として迎え入れることを考えてくれます。
ですが、ふとしたきっかけで、レントンが月光号から来たこと、レイとチャールズがニルヴァーシュとエウレカを狙ってることをお互い知ることになります。
しかし、レイとチャールズはレントンにどうするか?を決めさせてくれました。
そして
レントンは自ら目の前にあるぬくもりではなく、月光号へ帰ることを選びます。
そんなレントンをレイとチャールズは否定するどころか、自分たちの息子が決意したことを認めてあげるのです。
ホントの幸か不幸かは自分で決めて進めるかどうかで決まる
レイとチャールズの息子として生きて行けば、この後あるレイとチャールズの死をレントンは見ることは無かったでしょう。
ですが、レントン自ら決めたことであるがゆえに、その時に悔やんでも、前に進むことができたのです。
人生の幸福は
自らの意志で
どれだけ決めて
生きていけるか?
という考えもあります
もし、全て親や先生、上司や先輩の言う通りに生きていたらどうでしょうか?
それはあなた自身でなくとも代わることができたり、あっさり捨てたりします。
子供なのに代わりがいる!?と思った方、養子をもらったり、この子はダメだ…あきらめられたり…
自らの意志で決められない人は、代わりがいたらあっさり代わられ、ダメならあっさりあきらめられてしまいます。
思い通りに動くおもちゃに人は、あきるし、思い通りにいかなければ怒りを感じるのです。
あなたの行動を決めた人が祝福してきても、その本人を祝福してるのではなく、コントロールしている自分が素晴らしいと自画自賛してるのです。
何より、自ら決めるというのは覚悟をするということなのです。
進学、就職、結婚、離婚、様々な大きな決断もありますが、初めてすることは小さくても勇気が必要だったりします。
・入ったことない店に入る
・知らない人に話しかける
・知らない場所へ行
などなど
中には全く平気な人もいますが、普通の人はちょっとでも覚悟を決めて行動します。
そんなとき、仮に失敗してもその場では後悔しても、よほど大きなダメージでなければ後々納得し、笑い話になります。
小さなことでも、自分で決めて覚悟すれば、案外後々長い目で見るときプラスになることがほとんどです。
不意に何か起きても、望まぬ状況になっても
その中で決断できることを決断すれば、後悔し、後々ひきずるダメージは少なくできます。
自らの幸せは
小さな自分の決断の
積み重ねの上に
あったりします
ねだるな!勝ち取れ!さすれば与えられん!のホントの意味〜レントンが教えてくれたもの〜
エウレカセブンの隠れたテーマはこの
ねだるな!勝ち取れ!さすれば与えられん!
ではないでしょうか?
何も無かったベルフォレストにいたレントンが、自ら行動を起こし、成長していく。
くじけても、立ち直り立ち向かい、自ら決めて進む。
これこそ、ねだるな!勝ち取れ!さすれば与えられん!そのものではないでしょうか?
作中でホランドが、自分を通してアドロック・サーストンからレントン・サーストンに伝えたと言ってました。
しかし、もうその時にすでに、レントンはその意味を理解している…と言うより、行動で表していました。
居場所が無くなり飛び出した月光号に戻ることを決断し
エウレカが人ではないことを知ってもなお好きという気持ちを貫き
エウレカが自ら司令クラスター(細かい説明したら長くなるので、ここではエウレカがみんなのために犠牲になろうとしてるイメージでOKです♪)になろうとしたエウレカを連れ戻した…
外に何かをねだらず
自ら決断し、道を選び
挑んで希望を勝ち取る
そして、少年は大人へと成長して行きました!
あなたは外にねだり、戦うことを避けて、不満を得る日々を送ってませんか?
誰かこの会社変えてくれないかなぁ
誰かこの世の中良くしてくれないかなぁ
運良くお金入ってこないかなぁ
偶然カッコイイ、キレイな人に会って付き合えないかなぁ
多くの人はこうやって自らが動くことをしません。
理由は簡単です
負けるのがイヤだから
確かに戦わなければ負けることはありません。
ですが、勝つこともありません。
それは楽に見えて、実は大きな損失を見落とす…いや、見て見ぬ振りをしてるのかもしれません。
ねだることをやめれば、自らが得るために動かなくてはなりません。
得ようとすれば、負けることもあるかもしれません。
ですが
外から見てるだけの人達より、生き生きとし、自分の生き方に自信を持つことができます。
でも、戦うのは怖い…
それはおかしな事ではありません。
戦い慣れないと怖いですし、ホントに負けれない戦いならば、プロボクサーでも怖くて足が震えるのです。
しかし、誰もがレベル1から始まり、経験を積んでいく。
レントンも最初は尻の青いガキンチョ丸出しだったのが、色んな経験を得て、成長をしています。
怖い最初の一歩はメチャクチャな理屈だろうが、勢いだろうが踏み込めるなら何でもいいのです。
挑んだ者にだけ
勝ち取ることができる
レントンはそれを見せてくれました。
カッコ悪くてもいいじゃないですか♪
経験を積み、勝ち取ることができるようになれば、そのカッコ悪さも物語の色付けです。
もし、一歩踏み出せないときは、心の中で言ってみましょう。
ねだるな!
勝ち取れ!
さすれば与えられん!
と♪
まとめとして〜シンプルな答えは大事なこと〜
失敗
↓
経験取得
↓
成長
↓
行動
この繰り返しで人は成長します。
ねだるな!
は、自ら行動すること
勝ち取れ!
は、行動し、得るために全力を尽くすこと
そうすれば
与えられん!
となります。
ここでの『勝ち取れ』は
『勝利』よりも
『自ら得ようとする姿勢』を
意味してるのではないか
と言えます
『勝者』は確かに得るものが分かりやすいですが
『敗者』は得たものが分かりにくいかもしれません。
ですが、行動して得ようとしてる人は何かを得るのです!
そう考えると、このアドロック・サーストンの残したこの言葉の意味は
自ら挑む道を
選んだ者だけ
得るものがある!
と言い換えれます。
あなたもレントンに負けずに
自ら挑んで何かを得る者になってみませんか?
エウレカセブンはホント最高です!
少年の成長、ちょっともどかしい恋愛、LFOのデザインやキレイで魅せられる戦闘…
エウレカセブンは
どれを取っても
最高のアニメと言えます!
あなたはこのエウレカセブンから何を学べるでしょうか?
ただ観て『面白かった』だけで終わらせるにはもったいない作品です!
ぜひ、観ることをオススメいたします♪
エウレカセブンはdアニメストアで見れます♪
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