父親として…一人の男として…碇ゲンドウの選んだ道

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父親として…一人の男として…碇ゲンドウの選んだ道

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新世紀エヴァンゲリオンの主人公、碇シンジの父親、碇ゲンドウ。

口数が少なく、でも、目的遂行への行動力は凄まじく、仕事ができる男と言えます。

ただ

碇シンジとの関係は決して良好とは言えません。

カッコイイという評価より、親として低い評価をもらってしまっているように見えます。

私もエヴァンゲリオン放送当時

最悪の親だと思ってました

ですが

人生経験を重ね、中年となった今だからこそ分かる事と積み重ねた考察力で碇ゲンドウから学ぶべきことを探していきたいと思います。

息子碇シンジも目的のための道具!?碇ゲンドウが父親として卑下される理由

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碇ゲンドウが嫌われる理由として、碇シンジに対する仕打ちでしょう。

いきなり呼び出してエヴァに乗らざるを得ない状況を作り出し

使徒に乗っ取られたエヴァ3号機を碇シンジに倒すように言い、碇シンジが拒否するとダミープラグ(簡単に言うと敵を倒す攻撃だけするオートモード)で3号機パイロットをもつぶすまで攻撃させてます。

単純に見てしまうと碇シンジに対しては「息子」ではなく「道具」という言葉がふさわしいように見えます。

ただ、碇ゲンドウにとっては目的…妻のユイが全てであり、ユイに会うために全てを注ぎ込んでいる…ただそれだけなのです。

全てを注ぎ込むことで目的への最短距離を走る

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息子である碇シンジさえ道具のように扱う…ホント最低の親と言われても仕方ありません…。

ですが、やり方はともかく、碇ゲンドウは確実に目的へと進んで行きます。

ユイと再び会いたい

一途な思いで…

これは、見方を変えれば、一つのことに注力すると、人はとてつもないエネルギーを持ち、発揮できるとも言えます。

人間、普段は色んなことに気持ちを分散させ、一つのことに全てを注ぐなんてことはできません。

ですが、目的がはっきりとし、目的までの最短ルートを通ることだけに注力すれば、外から見れば最低でも、目的へと確実に進むことができます。

100%とは言いませんが、できる限り一つの目的に注力することで、雑念が消え、研ぎ澄まされた感覚になるのは事実です。

もし、大きな事を成し遂げたいと思うなら、碇ゲンドウのやってることは

モラルとしては

賛否分かれますが

目的遂行のために

最短の行動をしているのは

我々も学ぶべきところです

父親ではなく、男としての碇ゲンドウは別に特別ではない

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執拗なまでにユイにこだわる碇ゲンドウですが、客観的に見ると気持ち悪いようにも見えますが、別におかしいわけではありません。

碇ゲンドウの幼少期がこの様子から推測できます。

少なくとも

親から愛されてる

可能性は低いでしょう

友達も少ないとも予測できます(碇シンジに似てるなら確実にそうでしょう 笑)

そんな碇ゲンドウの中でユイは唯一無二の存在であり、始めて愛を感じれた相手と言えるでしょう。

つまり、碇ゲンドウにとってユイを失うということは、自分の命を失うに等しい絶望があったと推測されます。

こう考えると

普通の人ならその後しばらくは

・自殺を考える

・無気力

となるでしょう。

そんな心境の時に

「あなたの愛する人とまた会える方法がある」

なんて知ってしまうと、間違いなく実行しようとします。

ただ、碇ゲンドウは人類を巻き込んでしまいましたが、根底にある気持ちは至って普通の人間の感情とも言えます

そう

表層の行動だけで

安易に決めつけるのは

問題を無駄に

大きくしてしまう

その上

本質を見失う危険がある

それを碇ゲンドウの行動から学べるとも言えます。

父親として息子の碇シンジとの接し方が分からないのも仕方ないこと

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先ほどから言うように碇ゲンドウは幼少期から環境に恵まれてないと考えた場合、息子の碇シンジとの接し方が分からなくて普通とも言えます

別にあえて辛く当たろうとしてるわけではなくとも、接し方が分からないゆえに自分の親を基準にしてしまうことはよくあることです。

それゆえに、虐待された子供が育って自分が親になったときに虐待をするのケースがあるのも、それが理由の場合もあります。

つまり

碇ゲンドウの行動は

全てが本人が意識して

やっているわけではないと

言えます

育ってきた環境も確かに影響もあるでしょうが、よほどのことがない限り、親の影響が大きかったと考えると、碇ゲンドウの父親らしからぬ行動だけを見て

「碇ゲンドウは親として最悪!」

などと言うのは軽率な発言であり、物事の上辺だけしか見えてないとも言えます。

歪んでいるようで真っ直ぐな愛を貫いた碇ゲンドウなのだが…

では、男性としてはどうなのでしょうか?

TVシリーズでは赤木親子を魅了してしまうほどのプレイボーイぶりを見せましたが、心の中は

ユイ一筋

と言って間違いないでしょう。

なんせ

全人類<碇ユイ

ゆえに

人類を犠牲にしてもまた碇ユイと会いたいという行動力は歪んだ形とは言え、強い想いにあふれてます

確かに重い…ともいえるかもしれませかんが、人をそれだけ想う気持ちは見方を変えれば

唯一無二の想いで動く男

だから、赤木親子も魅了されたのかもしれません。

ただ、この碇ゲンドウの想いは現実に当てはめる場合は冷静に見ると「想い」一つだけではないかもしれません。

人は損失に過敏〜ホントに一途な想いかどうか?〜

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ここで一つの仮説を出してみましょう。

もし、碇ゲンドウとユイが普通の家庭でそのまま歳を重ねるとしたら、碇ゲンドウはここまでユイに想いを持ち続けることができたでしょうか?

人は利益より

損失を大きく感じます

ある研究では

2万円得るのと、1万円落とすのは同じくらいの心理的影響があるそうです

ここに碇ゲンドウの心理を当てはめてみると

二度と戻らないユイは

良い思い出が強調され

届けられないゆえに

思いも増大していく

となるのです。

そこに、また、ユイと会えるかもしれない!という期待…

そして

希望にしがみつかなければ

人は生きていけない…

愛だけでなく、その上エゴが加わり、ひたすら会うことが目的となるのです。

冷静に見れば、生きてる以上、人は何らかの形で出会いと別れを経験します。

それが、生きたままだろうが、死んでの別れであろうが経験します。

つまり

愛だけではない、様々な心理効果が働き、碇ゲンドウを任務遂行のマシーンとしたと言えます。

我々がここで学ぶべきは

損失

冷静さを欠いてしまう

そして

冷静さを失って行動すれば、当然、他の犠牲が見えなくなる

アニメとしてはその影響があまり描かれてませんが、現実ならば

目的が達成できても

それは一瞬だけ

なんてことにもなるので

何かを失ったとき、自分は損失で感情が乱され、思考がマヒしている可能性がある

これを頭のすみっこに置いておいて下さい。

感情が高ぶった時の行動は、後に後悔する可能性が高くなりますので…。

まとめとして〜碇ゲンドウはその辺にいる普通の人〜

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今まで見てきたように、碇ゲンドウはやってることは世界スケールで人類補完計画をしてますが

ただ、感情に振り回された寂しいおじさんです。

これはバカにしてるわけではありません。

そう、誰もがこうなってしまう可能性を秘めているのです。

育った環境が碇ゲンドウと同じなら…

碇ゲンドウと同じように好きな人を失ったら…

そう考えると、単なる悪い親やマシーンのような人間ではなく、その辺を歩いているサラリーマンと何ら変わりは無いように思えませんか?

個人的には碇ゲンドウというキャラクターは嫌いではありません。

だって

感情に流されて、希望にしがみつく、とても人間らしいキャラクターですから♪

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TVシリーズはありますが、ほとんどレンタルが多いです。

もし他の見たいアニメがあるのならば、合わせて考えるのがいいでしょう♪


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オマケとして〜祝!シンエヴァンゲリオン劇場版、公開!〜

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2021年3月8日に

シンエヴァンゲリオンが

公開となりました!

何度も延期されて、それでも公開までに至ることができたのは、シンエヴァンゲリオンに関わる全ての人の力と言えます。

ホントにありがとうございます!

そして、また、ちょっとだけ10年後、期待してます♪