目次
AIはすでに仕事を奪っていっている
人工知能が仕事を奪う
こんな話、聞いたことありますか?
最近、よく耳にする人もいるのではないかと思います
ですが、それは間違いです
今現在、AIはすでに仕事を奪っていってます。
ただ、一般庶民の見えない所でだったりするので、実感しにくいのです。
では、一番みなさんが分かりやすいのは、最近、チャットで質問すると答えを返してくれるものが増えてきてますね
あれ、全てとはいいませんが、AIなんです
シンプルに、そういうカスタマーサポートの仕事が少し奪われてきているわけです。
後、証券投資でもロボアドバイザーなどもあります。
証券会社で運用してる人は少しずつ仕事を奪われてますね
ん?
でも、そんな仕事はレベルの高い人達だけのことで、一般の人には関係ないのでは?と考えてる人、いませんか?
では、レベルの高い人の仕事が奪われてれ、一般の人にどのような影響があるか考えていきましょう
AIが直接奪う仕事だけが影響あるわけではない
一般の人に出る単純な影響は大きく2つあると言えます
1.レベル高い人が下に下りてくる
2.AIによる管理が進むと人手が必要なくなってる
それぞれ見ていきましょう
1.レベル高い人が下に下りてくる
まず、考えなくてはならないのが、レベルの高い人が仕事を奪われたらどうするでしょうか?
考えられることは
・独立して起業する
・再就職する
ですよね?
ここでは両方の行動が一般の人の仕事を奪う可能性を秘めていることを知っておく必要があります
独立して起業する
レベルの高い人が独立して起業する理由は世の中の需要を計算して起業する人が大半です
確かにニッチな需要を狙ってくる人もいます
しかし、中小企業の行うサービスの効率化などをされると会社が得られるはずの見込み客が奪われるとも言えます
となれば会社の収益も減り、給料が減ったり、最悪リストラも行われます
再就職する
こちらの方がわかりやすいかもしれませんね
優秀な人が入り、仕事の効率が上がれば会社の利益が上がります
ただ
会社が優秀な人を標準としていけば、あなた自身はそこで今まで「普通」だった場合、「無能」と扱われる可能性があります
それと
会社や業務にもよりますが、人件費の問題ですぐにリストラとされる可能性も出てきます
2.AIによる管理が進むと人手が必要なくなってる
AIがロボットみたいにならなくても、効率化を進めて行くことはできます
例えば在庫を適正化する
会社にとってはいいのですが、今、その最適化されてないがゆえに仕事をしてる人がいます
例えばコンビニの食品在庫が最適化され、廃棄が減ったら
廃棄が減る分、生産が抑えられる
↓
生産工場は売上が落ちる
↓
人を減らす
となります
さらに運送なども影響が出ます
先程のコンビニの食品在庫が適正化された場合
荷量が減ることになります
↓
荷量が減ると当然車が小さくて配送できるようになれば
運賃が下げられます
↓
運送会社の売上が減ります
↓
悪ければリストラとなります
最適化されていくほど、無駄が無くなり、無駄なことを仕事としてる人は失業の可能性は高くなります。
最適化は会社にとっては有益でも、最適化される前の無駄な仕事で生計を立てている人には職を失うということなのです
AIがあなたの行動判断していけば仕事は無くなる?
実は最適化されることにより、人は効率的に動けるようになりますが、そのデータは蓄積され、さらに仕事を減らすことになります。
例えば先程のコンビニの最適化にも繋がりますが
毎週土曜はA駅のコンビニで弁当を買ってから帰る
このパターンを多く繰り返す人がいるとします
この場合、もし、AIからパターンを分析され、提案されるとしたらどうでしょうか?
コンビニに先に注文することで
「あ!食べたかった牛カルビ弁当が無い!」
なんてことは無くなりますし、コンビニも機会損失が減り、ロスも減らせます。
となると、先程の「2.AIによる管理が進むと人手が必要なくなってる」を加速させることになります。
便利にはなります。
ただ、無駄な仕事が無くなり、今までの仕事が減っていき、新たな仕事をするか、生み出すことを求められるようになります。
実はAIがゆがみを直す
ただ、先程から悪い方向ばかりが目立ちますが、見方を変えれば今までが無駄の宝庫だったとも言えます
捨てられる食材を
作る
運ぶ
販売する
とか
いつ使われるか分からない品物を
作る
運ぶ
保管する
など、経済的な損失や環境損失が普通にされています。
エコロジーを叫びだしても未だ食品ロスは減りませんし、無駄な製品を作りCO2を排出しています。
それで利益を得てる会社に務めているのならば、遅かれ早かれ職を失います。
AIと共存する社会での生き方
では、今現在で予測されるAIと争うのではなく共存する方法とは何でしょうか?
実はシンプルに
人間対人間
の仕事をするようにしていくしかありません。
例えば
・人にものを教える
・人に楽しさを与える
・人に体験をさせる
・人に快感を与える
・新たなものを開発する
など、人間でないとできない分野のことを学んでいかなくてはなりません。
単純なレジ業務だとAIが上になりますが、コミュニケーションによる販売は人でしかできません。
単純な製品作りは代替されますが、作ったもので人を感動させるのは人にしかできません。
つまり、今のうちに人に対して何か提供できるものを身につける、提供できるサイクルを作っておくのが良いでしょう。
AIは人に何をもたらすのか?
今、日本人は働きすぎてます。
そんなことは無いと言ってる方に質問です。
昔と今、比べて仕事の内容は変わらないですか?
例えばコンプライアンスがうるさいがゆえに書類を作り、説明が必要になったり、労働時間が厳しく制限されたがゆえに、時間内で効率よく、今までよりも濃い内容の仕事をさせられているはずです。
そんなことを続けていては人間が限界となるのは目に見えてます。
固定電話は今やスマホですし、商品販売は店舗が無くともネットで販売できます。
つまり
世の中の流れの速さについていけない人を救済できるのがAIとも言えるのです。
AIが上手く利益を生み出せば、ベーシックインカムとして過酷な労働から解放される世の中も夢ではありません。
一見仕事を奪うように見えますが、実は、我々の救世主となってくれる可能性を秘めているのです。
まとめとして
これからAIの存在は避けれないし、世話になっていくでしょう。
ゆえに、自分がどうすれば自分の仕事ができるかは考えていかなくてはなりません。
AIが進出するという事は、あなたはあなたの時間をどう使うか?が課題となります。
ただ使われていた存在が、個人で何か考えなくてはならないのです。
先を見据えて、あなたに何ができるのか?一度見直してみてはいかがでしょうか?