目次
肩書で判断する…別に悪いことではないのですが…
あなたは肩書についてどう思いますか?
医者、弁護士、教授、社長、会長…
肩書は社会的に分かりやすく、影響を与えられることができるものの一つです。
ただし、影響を受けてしまうがゆえに、どうしてもあなた自身が相手を肩書というレンズで見てしまい、自ら不利益になるように判断してしまうことがあります。
無駄な不利益を受けないように、肩書だけで判断することの危険性を学んで自分に良い判断ができるようにしておきましょう。
肩書で判断するデメリット5つとは?
肩書はあらゆるもの間違って判断させてしまう事があります。それをここで学んでいきましょう。
ここでは代表的な5つのデメリットを挙げておきます。
あなたが肩書で判断しているかどうかの確認をする意味でも見ていきましょう。
1.相手が上に見えてしまう
確かに肩書を持つ人は、肩書を手に入れるまでの努力をしている人です。
そこは素晴らしいことです。
ですが
だからと言って全てがあなたより上というわけではありません!
日本人でよくあるのが、退勤後でも社長は社長。課長は課長。
こうやって相手を自ら上にしてしまい、自分が下になっていってしまう事がよくあります。
だからと言ってプライベートで社長にあったとき「あ、鈴木『さん』」と呼ぶと後々面倒な事にもなる場合もあるので、表面上は
合わせてあげとく
くらいの気持ちで
接しましょう
ですが、仕事上、もしくは社会的には相手が上の場合はありますが、必ずしも人間としておとっているというわけではないのです。
2.関係ない事にも説得力を感じてしまう
肩書というフィルターで物事の本質が見えてこないことがあります。
社長が言うから正しい
医者が言うから合っている
インフルエンサーが言う事は間違いない
など、その内容の真偽の前に「誰が言うから、やるから」ということが基準となり
全く関係ない事でも
説得力を感じてしまいます
例えば
・弁護士に食生活について指摘される
・医者に自分の使っているパソコンが良いからとススメられる
・自分の会社の社長が異業種の事について語る
一見納得しそうですが
大事なのはその人の肩書ではなく、その人の持つ知識と経験と実績だったりします!
3.圧倒される
良く知らない相手と話したり、いざ実際に会ったときに、自分が下になるつもりが無くとも
「『弁護士』の加藤です」
と言われると、態度に出なくとも心が後ずさりしてしまうことが起きてしまいます。
相手は威圧しているわけではなくとも、肩書だけで判断しているとそうなることは珍しくはありません。
例え肩書があっても、相手が威圧してくるとかでないのなら、肩書ではなく、その人を見るようにした方が良いでしょう。
逆に気を使わせたり、せっかく打ち解けれるかもしれないチャンスを自らつぶすことになるかもしれないからです
4.実は周囲の人が優秀なのに気が付けない
会社でよくあることですが、実は肩書を持っている人より周囲の人が優秀だったりすることは多々あります。
優秀=会社で上がれる
とは限らないからです
実は社長は従業員だったとしたら使えないレベルの能力、なんてことは叩き上げでも現場から長く離れているとよくあります。
確かに責任は取れるでしょうが、普段従業員が当たり前にしている作業すらできないことも、責任さえとれるなら、ミスもミスでないようにすることができたりします。
さらに、たまに現場に来て余計な事をして去っていく事もよくあります。
ですが、部下が優秀なら、それでも補ってくれて、問題なく経営ができていたりするのです。
肩書だけでは結果を出せない
この言葉を覚えておいて
誰が本当に仕事ができるかを見極めるようにしておかなければ、優秀な人が去ったりした後、会社がだめになるなんてこと、よくありますからね…
5.自分の思考が停止してしまう
肩書で判断することで
最も恐れることと言えます
・弁護士の○○さんが言った
・医者の○○さんが勧めてた
・社長がやれと言ったからやった
確かにその分野のエキスパートや権限ある人の言葉は重みがあるし、その内容の真偽を確かめるには専門知識や経験などが必要なので、信じるのはわかります。
ただ、相手は人間。
間違いもするし、利益のためにあえて自分が違うだろうと思ってることでも言う事があります。
そこで大事なのは
意見は参考までにして
自分で考えて行動する
ただ、専門家の情報ならそれでいいが、会社はそういうわけにはいかないだろ?
と考えている方もいるでしょうが、そこは要領です。
要領が悪いから無理!と言うのならば、まず、自分を成長させることを考えましょう!
参考までに自分を育てようと思う人はこちらをどうぞ♪
自立したい人へ5ステップ用意してます。無料で読めますのでご安心ください♪
肩書で判断しないためには?
そう言っても肩書で判断してしまうのは仕方ない面もあります。
先ほど挙げた、医者や弁護士は国家資格が必要な仕事であり、普通の人から見れば優秀な人がやっている!といった心の中の修正がされてしまいますから。
会社の社長や役職者なども同じことが言えます。
自分が所属している会社や、そうではない会社でも、役職は誰でももらえるものではないし、決定権を持っていることもあり、一目置くことは普通です。
確かに今、肩書を持つまでには本人の努力はあったことを認める必要はあります。
ですが、次のことを覚えておいてください。
肩書は能力を明確に表さない
・社長だから会社のことをよくわかっている
・弁護士だから法律全てに詳しい
・医者だから日々医療の勉強をしている
わけではありません。
結局は
肩書を持っている人間が
どういう人なのかが
重要なのです
日々学び姿勢がない人、今に甘んじてしまってる人、肩書だけに頼った発言や行動をする人は、今は良くとも、未来はわかりません。
そこまで上り詰めたら終わり
ではありません。上には上がいます。
現状維持しかできない相手の肩書は、朽ち果てていくだけとなることを覚えておきましょう。
唯一のメリットも紹介
肩書で判断してしまう自分を知ることで唯一のメリットがあるのもここで紹介しておきます。
それは
無知な自分を知ること
です。
・肩書で判断してしまう自分の知識の無さ
・安易に信じる思考の浅さ
・表面でしか物事を見てない判断の甘さ
など、相手ではなく、自分の悪い所を気付かせてくれます。
そこで
自分の課題を見つけることができ、自分の成長にもつながります!
最後にまとめとして
肩書で判断するのはあなた自身の問題です。
別に肩書を持つ人が悪いわけではありません。
肩書も見方によっては判断材料になる場合もあるのも事実ですし、全てに疑いや拒否をしてては時間と労力が足りません。
ですから、肩書で誤った判断をしないためには
あなた自身が成長し
肩書に踊らされにようにする
これが一番の近道であり、あなた自身にメリットをもたらします。
そのためには
・日ごろから疑問を調べるようにする
・会社なら、そこに依存しないように別の収入源を作っておく
・テレビや雑誌の言葉を考えもせず全て受け入れない
・別の同じ肩書を持つ人にも意見を聞くようにする
など、肩書だけの判断から、自分の意志や知識で判断できるようにしていきましょう。
何より
信頼できる相手を見つける
肩書に勝るものはこれが最高の手段かもしれません。
あなたも、上辺の肩書ではなく、信頼できるうえでの肩書を持つ人を見つけ、その時、ちゃんと相手からも信頼されるだけ自分のレベルを上げていくようにしていきましょう!
レベルを上げるために一番早く行動できることの一つに読書があります。
読書をすることで知識を広げ、肩書だけに振り回されることも減らせます!
kindleはスマホですぐにできる読書です。
まずは一冊読んでみてはいかがですか?
android版はこちらです
iosはこちらです
インプット大全はオーディブルでもありますので、読むのが苦手なら「聞く」のもアリです♪