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キン肉マンという愛すべきヒーロー!
キン肉マン、知らない方…ならこの記事をスルーしてるかな?
簡単に説明すると、マンガ「キン肉マン」の主人公、キン肉スグル、通称キン肉マンはキン肉星の58代目の大王であり、正義超人のリーダー。
どんなに強く凶悪な超人たちに戦いを挑まれても勝ち、最後には相手と分かり合える素晴らしいプロレス超人ファイター!
なのですが…
彼がここまでになるには、とんでもなく波乱万丈な人生を歩んでいるのです。
マンガとは言え、とんでもない人生送ってます。
生まれはエリートのキン肉マン…だが
キン肉族はヒーローの頂点に立つエリートです。
普通に考えたら、何位も考えなくてもエリート街道まっしぐらのはずでした。
しかし
人生波乱万丈なのがキン肉マン。
家族で幼稚園入園祝旅行で
宇宙船に紛れ込んだブタと間違えられて
捨てられるのです。
ギャグ要素とは言え、なかなかの出だしですよ。
王子がいきなり大貧民。
田園調布の公園の一角にキン肉ハウスというボロ小屋を建てて生きるというハードさ。
波乱万丈ですね。
時は流れ、成人したキン肉マンを迎えにミートくんが来てからキン肉マンはどんどん人生が変わります。
ここから、キン肉マンは少しずつ、キン肉星王子としての頭角を現してくることになります。
キン肉マンは嫌われ者…でも戦うことをやめない
何よりキン肉マンは嫌われても嫌われても戦います。
と言うか戦わされてしまいます。
最初はめちゃくちゃ弱いし…。
さらに巨大怪獣や超人オリンピックなど、まあ、ヒドイ嫌われ様で、最初の頃は観客に物投げられるわ、ヤジ飛ばされるわで、こんなに嫌われるヤツいるのか?くらい嫌われてました。
しかし、キン肉マンはどんどん相手を倒し、超人オリンピックチャンピオンにまでなるのです。
その後も戦いを続け、悪魔超人や完璧超人などの強敵にも戦いを挑みます。
何度戦いを重ねても最初は逃げたりビビッてばかり。
ですが、仲間がやられたり、仲間が頑張ってる姿を見ているうちに
最初のドジで
弱虫超人キン肉マンの姿は消え
本物の正義超人のリーダー
キン肉マンになるのです
人も同じです。
いきなりカッコいいわけないのです。
カッコ悪い姿を見せることもあり、人から支持されないこともあります。
でも、そこで投げ出してしまわないからこそ、誰からも認められる存在となるのではないでしょうか?
キン肉マンは実に人間味がある
キン肉マンはどんなに強くなっても
・怖がる
・逃げる
・ビビって漏らす
カッコいいわけではありません。
戦いの最中でも逃げようとしたり、文句言ったり弱音をはいたり、まあ、ヒーローとは言えないグズ部分もたくさんあります。
ただ、何だかんだ言っても戦い抜き、その中で色々しながら、最後まで勝利をあきらめないで立ち上がり続けて勝つことになります。
そう、キン肉マンのそんなところこそ、人間らしくて良いのかもしれません。
誰だって高い壁や強い相手に出会うとビビったり、逃げそうになったり、さすがに漏らしはしないでしょうが、立ちすくむことはあるでしょう。
それはおかしいことではないのです。
戦いの途中でも弱音をはいたり
文句を言ったりしますが
誰もが人間です。そんなときもあります。
そんなとき、自分は何のために戦うのかを今一度考え直すのもいいかもしれません。
そして、最後まで勝利を信じ、倒れても立ち上がる精神を見習うべきかもしれませんね。
キン肉マンの火事場のクソ力、あなたにもあります!
キン肉マンの強さの一つに、ピンチになると発動する火事場のクソ力と言うミラクルパワーがあります。
これは絶対負けれない思いや、仲間との絆や相手を思いやる心が源となるキン肉マンが最強たる理由のパワーです。
まあ、言ってしまえばチートなのかもしれませんが、人にも、あなたにも実はあるのがこの、火事場のクソ力です。
まあ、キン肉マンみたいすごいパワーは出ないでしょうが、ピンチの時に一歩前に踏み出す勇気がそれです。
普段、決断できない、前に出ない人が追い詰められて、その状況を何とかしようとするとき、自分の想像していたより行動したり、前に出たりします。
確かに人によってはそのまま恐怖で動けない人もいるでしょうが、そんな時はじぶんに問いかけて下さい
何のためにここにいるのかと?
キン肉マンは友のためや素晴らしい信念のため、相手のためなど自分のためではない、誰かのために火事場のクソ力を発動させます。
それが、別に自分の未来のためや今を切り抜けるためでも良いと思います。
要は
今の現状を突破しようと踏み出す力が
私たちの火事場のクソ力なのですから
馴れ合いが友達ではない
キン肉マンのテーマとして、よく友情が出てきます。
キン肉マンは戦うたびに仲間が増えていきます。
悪魔超人でも、完璧超人だろうが、キン肉マンと分かり合います。
しかし、そんな仲間ともケンカや意見の食い違いはあります。
ただ、助け合うだけでなく、仲間には仲間の進む道や信念があります。
それでもキン肉マンはあきらめず、仲間とケンカしながらでも絆を取り戻そうとしますし、信念を理解したときは相手の信念を認めます。
それを相手も理解して、一人の超人としてお互いを認め合うことで、更なる絆を深めるのです。
私たちはどうでしょうか?
ちょっとおかしい、違う、それだけで相手と本気で話し合ったり、ケンカしたりして全力で向き合うことをしてますか?
最近では、そういうのをうっとおしいとか、無駄とかいう傾向にありますが、昔も今も変わらないことがあります。
一生懸命な人は例外無く人を魅了する
私はキン肉マンが多くの仲間の頂点に立てるのはキン肉族の大王だからではないと思うのです。
キン肉マンの欠点や見苦しさ、ワガママぶりを補って有り余る本気で友を思う気持ちがキン肉マンをリーダーとさせてるように私は感じているのです。
あなたは、何かに一生懸命取り組んでますか?
その姿は、あなたが気がつかないだけで、誰かから見てカッコいいと思われてるかもしれませんよ。
まとめとして
私の幼少期、ホントにキン肉マンは仲間の大切さや、何のために戦うかを教えてくれました。
例え、勝ち目が無いような戦いも、戦う中で勝機を見つけるという大事なことも教えてくれました。
必殺技のキン肉バスターは小学生にはできないことも学べました。
今の世の中、能率化や無駄を排除しようとする傾向がありますが、果たして、ホントにそれは正しいのでしょうか?
ダメな人は一生ダメなのでしょうか?
奇跡はあきらめず
何とかしようとしたとき起きるものです。
奇跡ばかり狙うのはどうかと思いますが、何でも簡単にあきらめ、やり込む前に投げ出す人が現代は増えてきてます。
こんな時代だからこそ、キン肉マンのような泥臭く、熱い人間が必要なのでは?とも思うのです。
案外、ビジネス成功者も泥臭く、つぶされそうな人生を生き抜いて成功しているのです。
腹も立つ、逃げたくなる、泣きたくなる…
そんな時、キン肉マンを思い出してください。
カッコ悪くてもいい、ドジでもいい、踏ん張って最後に勝利をつかみましょう!
へのつっぱりはいらんですよ!!
もし、キン肉マンが気になった人は読んでみて下さい。
今も絶賛連載中です♪
個人的には王位争奪戦が好きかな。
兄、アタルからキン肉マンが真の友情を教えられるところがかなりグッときます!