老害という偏見…若い人ほど気を付けてほしい








老害、老害と言われているが、あなたは偏見の目でみていないだろうか?
老害とは、自分が老いてると気がつかず(気にとめず)、周りの若手の活躍を妨げ生じる悪害
ネットで調べたらこうでてきました。
最近、老害はよく耳にする言葉です。
老害は当然、会社にも世の中にも存在します。
一昔前の年上、先輩の尊敬は消え、むしろ害と言われる人が増えてきている風潮です。
ただ、老害という言葉、なぜかこのような中高年を想像しがちです。
ここで
老害という言葉に
甘んじてしまっている若者の
危険性と老害の素質
老害の対策を確認しておきましょう
老害は中高年という偏見の落とし穴
老害という言葉が若い人に中高年であるという偏見を持たせているのかも知れません。
先日、仕事先で20代くらいの先輩社員が多分、自分より年上の新人社員さんを教えてるのを断片的に見てたのですが
「そんなの、俺はすぐ覚えたんだから、年上の◯◯さんはもっと能率良く覚えてよ!」
とか
「そっち持って行くなよ!◯◯さんが仕事覚えないと俺はずっとあなたに仕事教えなきゃならないだろ!俺の仕事できないでしょ!」
とか言ってました。
まさかマンガのようなことが本当にあるのかと疑いました。
若いからなのか、先輩、上司から教え方を学べていない、もしくは同じようにされていたのかもしれませんが
新人の立場から見たら
立派な「老害」
ではないでしょうか?
少なくとも、人によっては性格上、上手く流せる人もいます。
立場ひっくり返して追い詰めるだけの能力ある人も、いざというとき歯向かうことができるので、何とかなります。
しかし、そんな手段のない、気弱な人、辞めたくても辞めれない事情がある人から見れば重荷やストレスとなり、本来持っている、もしくは育つであろう芽を潰していくいるのです。
老害は偏見で判断しない!ポイントをちゃんとチェックしよう
先ほど言ったように偏見で判断すると自分が老害になっていこうとしていることに気付けません。
一度自分が老害の道を進んでないか考えてみましょう。
自己満足ばかり
基準が自分なので、自分が納得することしか求めなくなってしまう。楽な生き方を選んでしまっている。
すぐに否定
自分が基準であるために、他者の違う意見は間違い扱いする。新しいもの、自分の知らない事なども拒否をする。
過去の実績が絶対
自分の実績はこれから先も絶対通用するとカン違いをしてしまう。
それに頼らなければ自分がたもてない。
新たな実績を見ても自分が上だという根拠のない根拠を持つ。
過去の自分を美化
自分の過去を知らない人が多い後輩が増えてきたり、みんなが良く覚えてない事をさも、自分がスマートにやったみたいにみ言ってしまう。
若い頃の自分の苦労話をして、今のかがやかしい自分があることをアピール。
そうしなければ自分で自分を正当化できない。
例外は問題外あつかい
すぐに否定と過去の実績が絶対の合わせ技。
思考が低下しており、過去の例や他社の例がないことは笑う、バカにするなどをして意見として扱わない。
それを理解することをしようとしないため、自分の進歩が無くなり、さらにすぐに否定と過去の実績にみがきをかけることに力を入れる。
権利を背景にものを言う
役職、勤務年数など、マウントが取れるものをフル活用して自分の意見を通す。
理論や世の中の背景は考慮できないがゆえに自分の正義を絶対とする。
大まかに言うとこんなもんです。
ハッキリ言って言葉悪いですが
会社の損失で
皆さんから
大事なやる気と成長
そして
時には給料も奪う
寄生虫です
いらないもの。宿主を苦しめるもの。
残念ですが、害となる人間に
年齢は
関係ないことを
知らなければ
なりません
例え先輩の年下が後輩の年上に言うとしても、老害と言えるのです。
老害も老害を目指してるわけではないと理解して無いと偏見の目で見ていることになる
単に老害批判をしては、ただ偏見の目で老害を見ているあなたが老害の道を歩むことになります。
今、老害の人が老害を目指してるわけではないのです。
むしろ、そういう人がいるなら見てみたいですが…。
じゃあなぜ老害となるのか?
答えは色々ありますが
1.そう教えられてきた
人間、人に教えたことが無いのなら過去の経験から自分がされた教え方を選びます。ここ最近は教え方の変化が早く、考えがついていけてないことはよくあります。
2.周りもそうやってる
会社がそうやって教えるのが普通にしているのなら、別におかしく感じないのはおかしいことではない。環境は大きな影響があります。
3.自信過剰になっている
エネルギッシュに動く人は自分に自信があります。実績を出す人、出さない人関係なくです。一人で作業をするだけならいいのですが、チームや部下と仕事をするとき、無意識に邪魔になる相手を無能、敵視することは珍しくありません。
4.そうしないと威厳がたもてない
実力のない人が結構多くやっていることです。自分の力を見せつけることでマウントをとり、育ちそうな芽を潰すことで自分の地位を維持しようとしてしまうのです。
5.新しいことに恐怖を感じている
人間変化を嫌うことはおかしいことではありません。ましてや、今の自分の地位をおびやかすような変化や人をこわがります。
これは実力のないことが大きな理由ですが、入社順と実力はいきなり変わらないものなので、一種の防策として無意識にやることもけっこうあります。
それとは別にもっと大きな問題があることもしっておかなければいけません。
何よりその老害が
仕事ができると
思っている
会社という環境が
産み出すのです
老害になる人は
多くの場合
会社から
仕事ができると
思われてます
ただ、気を付けてもらいたいのが、老害は
「仕事」が
できるのではなく
「作業ができる人」
「会社評価が良い人」
が多いのです。
仕事と作業の差を老害を客観的に見るならば
仕事
↓
会社の作業、教育など上手くまわし
会社の利益を上げていく
作業
↓
上から与えられた
自分だけの仕事を無難にこなす
つまり、老害は作業ができて表面上仕事ができている、もしくは上司に取り入ることが上手い場合が多いのです。
たまに
仕事ができなくて、自分をおびやかす伸びてくる芽を潰す最悪なのもいます。
ただ、これは老害にやられてる人が実力を少し付けると楽に倒せるし、あしらえるようになります。
後、必ずしてほしいのが自分も先ほどあった老害の項目当てはまるかを確認して下さい
老害は自覚のない人が老害の特徴です。
知らない間にあなたも老害への階段を上がって行かないように気を付けてください。
特に
自分には当てはまらないから大丈夫!
と言い切る人、その時点で自信過剰ですよ?
人間完璧ではありません。
常に自分のことを客観視して冷静な評価はしていかなければなりません。
それを忘れると老害へとなっていくのです。
忘れないでください
誰もが
老害の素質があり
油断すると
老害に
なってしまう事を!
老害対処方法
老害に対し最良なのは即転職です
老害相手にするだけ時間の無駄です
あなたの大切な時間を老害のために使うのは大きな損失。
寄生虫に体を食いつくされる前に逃げましょう。
しかし、世の中逃げれない人もいます。
そんな場合どうするべきなのか?
それは
- 部署異動申請
可能なら会社内でも逃げて距離を取りましょう。相手にするのは時間と労力の無駄です。
- 老害の上司に証拠を集めて相談
これは難易度が高いかもしれません。
そんな老害放置する上司ですから。上司の人柄、仕事のやり方、老害との関係性をしっかり見極めるひつようがあります。
老害の上司がその事実をしらないこともあるので、その場合はやってみる価値はあります。
- 行動パターンを知り、避ける
老害って実は成長しないので行動パターンが分かりやすい人が多かったりします。パターンを見抜き対策を取ることで案外即効性、効果ともにあることがあるのでオススメです。
- おだてておく
表面上同意しておき、自分に危害が来ないようにしておくのも有効です。
ただ、自分の性格次第で心が病んでくることがあるので、脱出する準備と並行してやるのなら、使える手ではあります。
- さっさと老害の実力を超える
シンプルかつ最高に気持ちいい解決策です。ただその実力が世の中に通じることならいいのですが、社内だけの小さな戦いで得る実力が小さく終わるのならば時間の無駄です。
そもそも老害に実力者が少ないため、超えても成長はしれてます。
知らない間に老害を超えた!
これならばOKです。老害にとらわれず、上を目指したときのおまけとしてならばあなたの成長になっていますので。
ここで挙げた対策以外にも組み合わせたり、全く別の角度のやり方もあるでしょう。
大事なのは
逃げれないなら相手を知り
こちらの害にならないように
コントロールするようにしていくために
自分を成長し、変化させることを
学ぶ必要があるということです。
まとめとして
老害に関わらない方が一番です。そして、老害は中高年だと言う偏見は捨てましょう。
年齢は関係なく老害になるからです。
逃げれるなら即逃げて下さい!
相手にする時間は本当に無駄な時間になります。
逃げれないとしても、あなた自身も老害にならないよう気を付けてください。
誰もが老害になる可能性もあり、環境で老害となる場合もあるのです。
何度でも言いますが
「自分は老害にならない!」
が一番危険です
私なりの結論ですが、老害とは結局、時代や環境に適応できなくなってしまった人だと言えます。
ですがここで、老害と相手に言っているあなたにも一つだけ最後に質問をして終わりにします。
あなたの考えは
老害という言葉で
全て片付けている
思考停止状態に
なってませんよね?
これも同じく即答で「違う!」と言える人は気を付けて下さい。
人間は
自分の
嫌な部分が
似ている人を
拒否しやすい
ただ、拒否ではなくちゃんと相手のことも考えた上で判断してみてください。
そういう人が増えると老害は勝手に消滅していきます。
なんせ
老害を作るのが環境なら、老害をなくすのも環境ですから。
後、老害から逃げるだけの手段の無い自分にも反省が当然必要ですからね。