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仕事のやる気が出ない…なぜ?
誰しもモチベーションの低下はあるが…
天才も凡人も一度は経験あること。モチベーションの低下。これは人間である以上起きうることです。
ただ
天才は
立て直し早いんです。
凡人は
立て直しが遅いんです。
天才でない我々凡人がどのようにすればいいのか、参考にできそうなことを解説していきます。
やる気がないのは悪いこと?
はっきり言って
悪いことです
それは、会社にとってではなくあなたにとって。
一時的なものならば問題ありませんが、それが一週間、一ヶ月とまるで変わらないならば大問題です。
人間、そんなに落ち込んだりやる気が出ないのは普通の状態ならばありえないことだからです。
ただ、全てあなたが悪いわけではありません。
これには、外的な要因が大きく影響してくることがほとんどと言っても過言ではないのです。
状況を客観的に見てみましょう。
ただ、人や環境に責任転嫁しないと言うのも大事ですが、本人が良くても環境で潰されることは珍しくありません。
周りは分かってくれない仕事のしんどさ
仕事内容と
それをこなせる能力が
合ってる事は
なかなか無いのが
世の中です
ただ、自分の能力を上げるには少しレベルの高いものをこなすのがポイントなのですが、この少し高いが問題なのです。
この、少し高いには2つあります。
・これをクリアしないと仕事にならない
・これをクリアすれば、できる仕事が増える
この2つ、似てますが、大きな差があります。
例えば
・スーパーでレジ打ちを一人で出来るようになる
・自動販売機のジュースの補充が出来るようになる
などは前者のこれをクリアしないと仕事にならないになりますが
・スーパーで全ての品物や値段を覚えておく
・自動販売機、担当範囲の販売傾向を全て把握でき、売上をあげる
などはこれをクリアすれば出来るようになる仕事が増える、スキルがレベルアップすることに当たります。
さらに、この2つ、やるだけやってしんどさやモチベーションが上がらないのならば
前者だと早く辞めるべきでしょう
後者はとりあえず働くことはクリア、続けるかを考えましょう
どちらでしんどさを感じるかを自分で見極め、ちゃんと選択していかないと無駄なしんどさに時間の浪費していくことに繋がります
前者なら自信を無くして潰れていきますが、後者ならとりあえず稼ぎの確保をし、別の選択肢を考える時間稼ぎもできます。
大事なのはその仕事をやっていく上で最低限のスキルを身に付けられるかどうかと言うことです。
その上で後者の場合、モチベーションが上がらないが辞めたくないなら次の項目を参考にしてください
まずは通常へ戻すことをしよう
モチベーションが下がったときに注意しなければならないのは、いきなり通常以上まで持っていこうとするとしんどくなる場合があります。
なぜなら、その原因の排除や軽減をしなければ、無理やりモチベーションを上げてもその場しのぎなだけで、またモチベーション低下に繋がり、もとに戻るだけです。
原因も様々ではあるでしょうが、そんなときに解決へ向けて考える力も出ないときがあります。
そんなときは、一度距離を置く、もしくは距離を置けないなら考えない、頭を空っぽにする時間を作るのも効果的です。
人間、追い込まれたり疲れたりと
正常な状態でないときの考えは
少なくとも安易だったり
視野が狭くなっており
考えれば考えるほど
逆にモチベーション低下に
陥ります
実は考えない時間やゆっくりとした時間を作ることが実は解決への近道だったりするものです。
例えば、会社の中の人間関係でモチベーションが下がったとして、自分に権限がない以上、考えて考えて何かをしても、労力の割には効果が薄かったりして余計モチベーションがさがることがあります。
そんなときは、思いきって全く別の楽しみでも目標にして、モチベーションを上げましょう。
大事なのは自分の目指す場所
何も無しに進める人はいません。
人間、行動には必ず理由があるからです。
その理由はモチベーションに大きく関わります。逆も言えます。
暗闇を無駄に歩ける人はいないでしょう。まず何か情報を得ようとするはずです。
そこから、自分なりの指針を立て進むはずだす。
無計画に歩くのはただ、疲れ果てるか運に全てを委ねていることになります。
だったら、コイントスや棒の倒れた方向、何となく決めるのと変わりは無いです
これがモチベーションにも言えます。
一時的な感情のモチベーションは大体次の日覚めます。
なぜなら、ずっと激しい感情のままだと人間壊れてしまうからです。
大事なのは下がった時や消えかけた時なのです。
マラソン選手ですら、いきなりゴールだけを目標としてスタートをしません。
最終的には最大の目標であるゴールを目指していますが、レース途中は短い目標を定めて走ったり、ゴールから逆算してライバルと駆け引きするためペースを変えたりします。
私たちの人生もそうです。
大きな目標が無くても、小さな目標や中間目標、ちゃんとした自分の中で納得する理由と言う指針になるようなものがあるだけでもモチベーションの回復は違います。
目標は
思い通りに
行かないとしても
自分の中の
指針となる
失敗してからの建て直しは早さが大事です
生きていれば必ず失敗はあります。これは絶対あることなのですが、問題は立ち直りの早さにあります。
性格や周囲の環境により個人差が大きく出るのは分かるのですが、基本的に
失敗は
反省と教訓を得た後は
時間をかけるだけ
損失
と言えます。なぜなら
・過去の失敗を引きずって今また失敗を起こしてしまう
・行動力に制限が出てきて、チャンスを逃しやすくなる
・その落ち込む時間から得られるものはほぼ無い
・怪我、病気をしやすくなる
・更に落ち込みやすくなり、モチベーション低下から抜けにくくなていく
など悪影響しかありません。
何をすればモチベーション回復にいいのか?
ではどうするのが良いのでしょうか?
はっきり言って最終的には自分で立ち直るしかありませんが、大きくでるのは分けて2つの回復方法があります。
- 自分以外の効果
- 自分の内面からの効果
1に関しては受動的なことがメインにはなりますが、友人や親、知人などに、励まされるなどの人による効果や時間の経過による効果など、自発的にしないことが上げられます。
これ等は今まで自分がどう周りに接していたかが鍵となります。
自分を励ましたり、自分に時間をくれるだけ周囲の理解や優しさがある場合は大丈夫なのですが、そうでないなら追い込まれたりする可能性も秘めてます。
よって、そういう恵まれ環境にいるのならばこの立ち直り方も良い方法になるかもしれません。
2は一朝一夕にすぐ身に付けれない人が多いかも知れません。ですが、これを身に付けることが後々に絶大な効果を生みます
この内面から復活する方法を手に入れるには小さな失敗から立て直していく練習をして経験値を上げレベルアップすることがいいでしょう。
そんなに失敗しなきゃいけないの?と思う人もいるでしょうが、思い返して見てください。
物心付いた時からあなたはいくつ失敗してきましたか?
その失敗、越えてこれてないですか?(全てを克服したと言うのではなく、生き残っていると考えましょう)
実はその失敗経験値はある程度誰もがあったりします。
例えば、小さい頃に服の着替え、親に手伝ってもらったとは言え、初めは上手く出来ないで失敗していたはずです。
それが今や普通にできていませんか?
誰しも小さい頃は立ち直りが出来ているのになぜか大人になった方が立ち直りが悪くなってたりします。
答えは簡単です。
無駄に身に付けた
僅かな知識での判断による
「正しい事」
以外は
「悪」
と言う概念のために
失敗を必要以上に恐れ
失敗すれば終わり
と思うことが
再起を
阻んでいるのです
こう言うと「じゃあ何も考えず何の知識も得ず失敗ばかりしたらいいの?」という声もありそうですが、そういう屁理屈が上で挙げた無駄に身に付けた僅かな知識なのです。
仮にそういう屁理屈を聞いてくる人に逆に聞きたいです。何を言って欲しいのですか?その質問の先にあなたの成長はあるのですか?
そういう事を言う時間があるならば、全力でその辺を走って息を切らしてストレス解消してる方がよっぽど効果あります。
視点変換が必要なわけ
モチベーションが低下すると狭い視野で物事を見ます。そして、心がその事だけを意識して、またモチベーションを低下させる負のスパイラルに陥ります。
そんなとき、先ほどの「具体的に何をすればいいか」の内容とかぶる部分もありますが、具体的には
1.思考を自ら一時的に停止
2.親友と遊ぶ、愚痴を聞いてもらう
3.遠くへ行ってみる
4.原因から離れる(会社なら休暇を取るとか)
5.時間に任せる
と5つ紹介しましたが、これは5つ全てが効果あるわけではないのです。
なぜかと言うと
・性格
・経験
・状況
この3つによって効果あるものと、逆効果のものがあるからです。
例えば、周りを気にする人にいきなり会社の休暇を無理やり取らせたり、無理やり愚痴を話させても余計に落ち込む可能性もあります。
役職や仕事の時期によっては、遠くへ行けなかったり、時間任せにして更にモチベーション低下の原因を生み出すこともあります。
それに過去に上手くいかなかった対策をしても、こういうときは失敗経験は過剰に感じてしまい、更なるモチベーション低下へと誘います。
大事なのは日頃、自分のことを把握しておくことなのです。
冒頭でも述べたように、人間誰もが必ず失敗します。大なり小なり。
その小さいときに立ち直りの早い方法、自分に合った方法を探しておくのです。
そうすると大きな失敗を回復、もしくは軽減できるようになります。
後、これも性格と使い方では最強の言葉を教えておきましょう。
私もよく使いますが、乱用は危険なので、気を付けて下さい
ま、起きたことはしょうがない
無責任にあきらめてるように聞こえる方もいるでしょうが、これが一番現状を捕らえた上で前向きに変える魔法の言葉です。
当然ですが、相手がいるなら相手に聞こえない場所などで言う、もしくは思いましょう。
何よりも起きたことはいくら後悔や反省しても変わりません。
ならば、この一言で現状、心のリセットが行い易くなり、冷静さや客観視することがしやすくなり、向き合う準備ができるのです。
実はこの準備できるだけでかなりスタートの差が出ます。
なぜなら、落ち込むことを考える前にもう目の前の事へ対処するという行動に心が移行しているからです。
モチベーション低下が続くと想像以上に損失がある
現状を見て嘆くよりも、前に向かい戦っていくことでしか回復していかないのです。
それができないと、一番怖いのは
無駄に時間を費やす
ことです。
お金の損失や自分の信頼、こういうのも失うと大きな損失ですが、それは「時間があれば」解決できることがほとんどです。
いくら安くても時間をかければお金は稼げますし、小さな信頼を時間をかけて積み重ねていけば回復もしていきます。
ただ、時間は取り戻せません。
何かするときに時間の短縮はできても、時間の巻き戻しはできないのです。
更に、時間の進行は年齢も関係してきます。
確かに物事を始めるのに年齢は関係ありませんが、成功率や失敗してもやり直せる回数は当然若ければ若いほどいいのは言うまでもありません。
そう考えると有限の時間を落ち込んで長々と過ごしているということは大きな損失としかいいようがありません。
そこを考えてた上で冒頭にあった「天才は立て直し早いんです」を思い出してもらいたいのです。
そう、これが出来るだけで一つ人より一歩上に行けるのです。
言い換えればこういうところでも差がでるものなのです。
これからの時代は落ち込むことが増える
若い人は褒められすぎて育つ人が多く、予想外の失敗に対して免疫がなく打たれ弱くなっているがためにやる気の低下が起きやすくなってきます。
年配の人は時代の速さについて行けず、自分の無力さにやられる人が増えていきます。
そんな時、いかに早く立ち直るかで自分の道を切り開いて行けるようになります。
確かに嫌なことから逃げたりするのは時に大切ですが、永遠には逃げれません。
どこかで戦わなければならないのが生きるということなのです。
それなのに
モチベーションが
低いために敗戦し続け
追いやられて
逃げ場すらも無くなる…
ですが
その前に
立ち上がりましょう!
このような記事が不要な世の中になることが一番良いことなんだろうと思いますが…それは理想郷でしかないと思います。
誰しもマイペースで平和に生きられる世の中は直ぐに来たりはしません。
それならば、いち早く、自らを立ち直りの早い体質に変えて、楽しい時間を多く過ごせるようにしていきませんか?